モンステラ・デリシオーサ|特徴と選ぶ人に共通する3つの特徴

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この記事でわかること
  • モンステラ・デリシオーサの基本情報
  • 知れば誰かに話したくなる雑学や豆知識
  • デリシオーサを好む人に多い特徴

観葉植物の中でも特に存在感を放つのが、モンステラ・デリシオーサです。

大きく切れ込みの入った葉は、リビングやオフィスに置くだけで空間を一気に洗練された雰囲気に変えてくれます。

モンステラと聞いて真っ先に思い浮かべるのも、このデリシオーサでしょう。

本記事では、その特徴から雑学、さらにどんな人に選ばれているのかまで詳しく解説し、インテリアとしての具体的な取り入れ方まで紹介します。

目次

モンステラ・デリシオーサの基本情報

ポイント

学名・語源:「deliciosa=美味しい」 → 果実が食用になることに由来

生態:葉が1m以上に巨大化する/気根が多く、樹冠まで登る

雑学:果実は食用可(完熟時のみ)。シュウ酸カルシウム結晶が含まれるので未熟果は有毒。モンステラ属の中で唯一「果実が食用」として知られる代表種

モンステラ・デリシオーサ(Monstera deliciosa Liebm.)は、サトイモ科モンステラ属に属する常緑つる性植物で、世界中で「モンステラ」といえばこの品種を指すことが多い、代表的な存在です。

学名の「Monstera」はラテン語で「奇怪な」「驚異的な」を意味し、独特の葉の形を表しています。種小名「deliciosa」は「美味しい」の意味で、果実が食べられることに由来します。

原産地はメキシコからパナマにかけての中南米熱帯雨林。森林の林床から樹木に絡みついて登り、気根を使って高木の幹や岩に張り付きながら、光を求めて樹冠部まで成長します。野生下では高さ10〜20メートル、葉は1メートルを超えることもあります。

葉に見られる切れ込みや穴は「fenestration(葉の分割)」と呼ばれる特徴で、強い風や豪雨を受け流す役割や、光を下層の葉まで通す効果があると考えられています。こうした形質は熱帯雨林での生存に適応した結果といわれています。

観葉植物としての美しさに加え、果実を利用できる点はモンステラ属の中でも際立った特徴であり、デリシオーサが「モンステラの王様」と呼ばれる所以でもあります。

デリシオーサの雑学・豆知識

フルーツサラダプラントと呼ばれる果実

モンステラ・デリシオーサは、熟した果実が食べられる珍しい観葉植物です。

果実は「フルーツサラダプラント」と呼ばれ、パイナップルやバナナを合わせたような甘い香りと味わいが特徴です。

ただし未熟な果実にはシュウ酸カルシウムが多く含まれ、強い刺激性があるため食用にはできません。

世界のインテリアシーンで人気

大きくユニークな葉は、インテリア空間を象徴的に演出するために広く使われています。

ホテルのロビーや高級レストランでは、デリシオーサを配置することで空間に格と華やかさを加える事例が多く見られます。

デザインモチーフとしての広がり

モンステラの葉は、その美しいシルエットからアートやアパレルのデザインにもしばしば採用されます。

Tシャツや壁紙、ポスター、雑貨など、日常のさまざまなシーンで目にすることができ、暮らしの中で親しまれています。

デリシオーサを好む人の3つの特徴

編集室が感じているデリシオーサを好む人の3つの特徴を書き出してみました。

もし当てはまっているなと感じたら、あなたはデリシオーサを好む人です!

1. 洗練された空間をイメージできるインテリア上級者

デリシオーサの持つ高級感や存在感を自然に取り入れられるのは、空間をイメージする力に優れた人です。

置くだけで広がりや上質さを演出できるのは、まさにインテリア上級者の選択といえるでしょう。

2. 大型観葉植物で自分のスタイルをナチュラルに表現できる人

小さな観葉植物では物足りず、部屋の主役として存在感のある植物を選べる人は、空間づくりに自信を持っています。

デリシオーサは、そんなスタイルをナチュラルに表現できる象徴的な一鉢です。

3. 周りから“センスがいい”と思われている人

普段の暮らしの中でも、さりげなく「センスがいい」と思われている人は、デリシオーサを置くことでその印象をさらに強めます。

リビングに映える大きな葉は、持ち主の感性を自然に際立たせてくれるのです。

リビングと相性抜群!モンステラ柄のアイテム

デリシオーサの大きな葉は、リビングにこそ映えます。その魅力は実物の植物にとどまらず、インテリア雑貨のデザインにも広がっています。

カーテンやラグにモンステラ柄を取り入れると、空間全体に統一感が生まれ、まるでリゾートホテルのような雰囲気を演出できます。

ソファにクッションを置けば、さりげなくグリーンを取り入れながら季節感を楽しむことができます。

さらに、アートポスターやキャンバスを壁に飾れば、一枚の絵だけで空間の印象がガラリと変わります。

間接照明と組み合わせれば、リビング全体が落ち着いた上質な空間に変わるでしょう。

「植物+インテリア雑貨」という組み合わせで、デリシオーサの魅力はより一層引き立ちます。

まとめ

この記事の要点
  • 基本情報:ラテン語名の由来は「美味しい」。中南米熱帯雨林原産で、野生では高さ10〜20mに成長
  • 雑学:果実は完熟すると食用可能(フルーツサラダプラント)/未熟果は有毒性あり
  • インテリア性:ホテルやレストランなど世界の空間でシンボリックに配置される/アートや雑貨のモチーフにも多数採用
  • 好む人の特徴:洗練された空間を求めるインテリア上級者、自分のスタイルを自然に表現したい人、周りから“センスがいい”と見られる人
  • 暮らしでの活用:リビングに映えるモンステラ柄のカーテン・クッション・アートポスターで、植物と雑貨を組み合わせた空間演出が可能

モンステラ・デリシオーサは、ただ飾るだけの植物ではなく、空間そのものをデザインする存在です。

リビングを華やかに、ライフスタイルを豊かにする一鉢として、取り入れてみてはいかがでしょうか。

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